インボイス制度の基礎
2022/11/01
今回はインボイスに関して最低限押さえておくべき基本的な内容を記載したいと思います。
(下記国税庁HPより)
1 インボイスとは
売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「税率ごとに区分した消費税額等」の記載された請求書等の書類や電子データをいいます。インボイスを発行するためには、インボイス発行事業者の登録申請が必要です。登録は課税事業者が受けることができます。
2 インボイス制度とは
売手であるインボイス発行事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります。)。
買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)であるインボイス発行事業者から交付を受けたインボイスの保存等が必要となります。
3 登録申請はお早めに!
インボイス制度の開始前に、「取引先への登録番号の通知」や「請求書のフォーマットの見直し」などの準備が必要となるため、登録を予定されている方は、早期の登録申請をお勧めしています。
インボイス開始時期が近付いているものの、体制の整備がこれからとの話もよく聞きます。
インボイスとは単なる請求書等の書類や電子データを指すものではなく、一定の要件を満たしている請求書等を指すという点に留意が必要です。
一定の要件を満たすための請求書の様式の検討も必要となります。
開始は2023/10月からとなっていますが、事前に検討すべき点も多くあるため、検討がこれからの方は早期の検討が必要となります。
インボイスに関するご相談等も受け付けておりますので、制度開始に当たって何をしたら良いか分からない等、今後の制度開始に不安を抱えておられる方は是非ご相談ください。
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